湾内右側、水深4m程の場所にいた1cm弱のイロイザリウオをそれぞれのカメラで撮影してみました。RR30はワイド側で1cmまで寄れるので、カメラ単体でかなり寄れます。
ちびイザリ(RR30 自然光)
RDC−7Sはズーム中域で1cmまで寄れるのでRR30以上の大きさで写せます。
このイザリは、ちびのくせにけっこう元気に動き回ってくれたのでいろいろな表情を追えました。ずっと一点に固まっていると撮るのは楽ですがおもしろくありません。
ちびイザリ(RDC−7S 自然光)
G2はカメラ単体での寄りはイマイチでが、クローズアップレンズを噛ましてテレ側で撮るとこんな感じにで大きく写せます。水深が浅いので、どのカメラも自然光できれいに撮れました。
こいつのしっぽですが、ハロウィンのカボチャのやつの様に見えませんか?ひょっとして心霊写真かっ!
ちびイザリ(G2+PCU−01 自然光)
イザリに取り付いていたら、横から毒々しくてふてぶてしいヒョウモンダコがやって来ました。RR30はシャッターのタイムラグが短いので、こういう動きのアリ被写体に対してのシャッターチャンスをつかみやすいですね。
ヒョウモンダコ(RR30 自然光)
G2に持ち替えて同じヒョウモンダコを狙います。私がカメラを取り替える間も、逃げずにその辺で威嚇か何かしていました。やはり、毒がある生き物は図々しいです。
ヒョウモンダコ(G2 自然光)
2本目は、浅場だけでなくちょっと深いところにも行って来ました。今年大ヒットのピカチュウがロープに吊り下がっているところをキャッチ。そろそろ他のウミウシも撮りたいのですが、私の眼力ではこのほかにアオウミウシとミツイラメリウミウシぐらいしか見つけられませんでした。
ウデフリツノザヤウミウシ(G2+PCU−01 ストロボ)
一日だけRR30とDX−3000を使ってみましたが、自然光で気軽に水中の生物や風景を撮れる。軽快なカメラである事がわかりました。
気合いを入れた作品を撮るという目的には向きにくい点がありますが、普段からBCにぶら下げて興味あるものを片端から撮るといった用途に向いているように感じました。