今回E410を持って潜りましたが、じつは、1月にハウジングからの水漏れでカメラを不調にしてしまい、今回は修理上がりでの出動でした。
水漏れを起こした原因の1/2は、カメラのハウジングへのセット不良による裏蓋の「浮き」で、セット時のチェックポイントがあることをやっと認識しました。カメラ正面から見て左側のストラップ吊り金具にご注意ください。それから、アイピースを取り外すことを忘れないように!
もう1/2の原因はひょっとすると杞憂かもしれません。今後確認です。とりあえず、今回はE410を無事に使うことが出来ました。自然光で撮れる画は、なかなかGoodだと思います。
今回の露光条件は、すべてISO400でプログラムオートです。(後からデータを見ると、ほとんどのカットがF2.0開放になっていて、絞り優先オートのようなデータでした。)ホワイトバランスも撮影時はオートでJPEG記録ですが、RAWで同時記録をしていて、良いカットは後からSYLKYPIX・MPを使って現像し直しています。現像するときはホワイトバランスの取り方が重要ですが、私はオリジナル作成ののカラーチャートを水中に持ち込み、水深が変わるたびにカラーチャートを撮影して、後で現像する際のグレーバランスの基準にしています。
1本目は外海の「太根」。30m以上の水深の場所に頂点の水深8mの根がそびえていて、なかなかダイナミックなポイントです。
根にはたくさんの生き物がとりついていて、カラフルな印象です。水深20mほどで、白い触手のがきれいな小さなイソギンチャクを撮ってみました。
イソギンチャク(E410+ED50mmF2.0 自然光)
さわるとチクチクしそうな動物ですが、見た目はきれいですね。
これは(E410+ED50mmF2.0 自然光)
ふと気がつくと、やたらにでかい魚が!1m、まではありませんが、7〜80cmはあったと思います。タイに似てるけどこんなに大きなたいはいるはずが無いよな(?!)。と思っていましたが、やはりマダイでした。こんな感じのタイが5〜6匹はいましたね。
デカいマダイ(E410+ED50mmF2.0 自然光)
ふたたび根にとりついて、小物を探します。6,7mmぐらいの小さな更紗がいたので、クローズアップレンズを付けて大きく撮ってみました。水深約10mでしたが、軽いうねりがあり、左手で岩をつかんで体を動かないようにしての撮影でした。
サラサウミウシ(E410+ED50mmF2.0+クローズアップレンズ2枚 自然光)
水深が比較的浅いため、オートWBでも結構な赤みが残っています。
<参考>上のカットの、撮影時オートWBのJPEGファイルをリサイズしたもの
2本目は、「白崎」という湾内のポイントに入りました。うねりはなく穏やかでしたが、水は濁り気味でした。
形がおもしろい。
名前不明(E410+ED50mmF2.0 自然光)
ウミウシを探していると、ピカチュウを何匹か発見。結構大きめの個体ばかりでしたが・・。
ウデフリツノザヤウミウシ(E410+ED50mmF2.0 自然光)
上のカットと同じ個体です。どの個体もよく動いてくれ、いくつかのポーズを撮れました。(動くと撮りにくいけど。)
ウデフリツノザヤウミウシ(E410+ED50mmF2.0 自然光)
海藻に乗っていたお魚。こっちを見てますね。
名前?(E410+ED50mmF2.0 自然光)
青はそこここで見かけました。これは伸びているところ。
アオウミウシ(E410+ED50mmF2.0+CL1枚 自然光)