2007年以降、フォーサーズ1眼レフデジタルカメラのE410とマクロレンズの組み合せを約5年間使用してきました。自然
光オン
リーでの撮影に耐えられる画質性能を持ち、ライブビューによる拡大ピント合わせが可能で、「頑張れば」精密なピント合わせが可能な優秀なシステムで、数々
のお
気に入りマクロ写真を撮らせてもらいました。
でも、事実上AF撮影が不可能なこのシステムの使い勝手の悪さはいかんともしがたく。それに最新デジタルカメラのAF性能、高感度性能を水中でも享
受したくなり、新カメラとし
てマイクロフォーサーズのGX1を中望遠マクロレンズとともに購入。ひそかに(?)陸上でのテストを続けていました。GX1用の水中ハウジングは純正では
用意されておらず、複数のメーカーから独自設計の水中ハウジングが発売されていますが、想像上の使い勝手と価格を比較し、プロモファクトリーのGX1水中ハウジングを購入しました。
GX1 with プロモGX1ハウジング と E410 with PT-E03
ABS
樹脂の切削ボディーに塗装するという造りのため、好みの色をオーダーすることが可能です。わたしは標準色の中からガンメタリックを選択。(パールホワイト
が
カッコイイかなーと思ったのですが、魚から見て目立ちすぎるのも良くないかと考え直しました・・。)
プロモGX1ハウジング・正面(45mmマクロMF仕様)
ハ
ウジングのフロントパネルとレンズポートが一体となった独特の設計で、Oリングのセットもし易く、セッティングが簡単なハウジングだと感じました。
45mmマクロ以外のレンズを使用するときはフロントパネルごと購入しなくてはなりませんが、E410の経験からもマクロオンリーで突っ走る事になりそう
で、わたしとしては全く問題ありません。
プロモGX1ハウジング・上面(45mmマクロMF仕様)
外部から操作部できないボタンが1箇所だけありますが、陸上テスト期間中に押す必要がなかった箇所であり、こちらもノープロ
ブ
レム。
いつもの大瀬で粛々と進水式行いましたが、とても使いやすくできており、進水1本目から、良い感じの写真を撮ることが出来ました。
プロモGX1ハウジング・背面(45mmマクロMF仕様)
湾内
右側にエントリー。動きの少ない被写体でテストを行っていましたが、そこにやってきたゴンズイをAFで連写。これはベストカットです。
RAW現像時にオリジナルカラーチャート活用でのホワイトバランス調整、コントラスト調整、露出補正、ノイズ調整を行い、狙いの画像が得られました。
(今回の写真は全て同様の現像処理を行っています。)
ゴンズイ(GX1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mmf2.8 自然光)
この季節はこの海草ですね。アナハゼを探してみましたが見つからず残念。
ホンダワラ(GX1 + LEICA DG
MACRO-ELMARIT 45mmf2.8 自然光)
2
本目も湾内へ。いつものようにメバルなど。
メバル(GX1 + LEICA DG
MACRO-ELMARIT 45mmf2.8 自然光)