大瀬レポート
1月11日
今日が、1997年最初のダイビングになりました。今年も大瀬レポートを続けて行きたいと思います、このページを見て下さっている皆さん、今年もおつきあいをお願いします。
昼間の気温は9度と寒かったのですが、天気は良く富士山も見えました。ダイバーの数は、やはりかなり少なくなっており、穏やかな大瀬といった感じでした。今日の水温は、年末からまた1度ほど下がっていて15度でした。透明度は、特に湾内で悪くなっており浮遊物が多かったため水深20m以下ではかなり暗く感じました。
1本目は、外海の一本松、2本目は湾内の向かって右側に入りました。
外海のウミウチワの所(−20m)にいるサクラダイのオスです。下にいる小さいのはメスです。比較的深いところにいる魚ですが、大瀬の外海や先端ではたくさん見られます。
雄のサクラダイ(DC−2ストロボ使用)
サクラダイのメスです。この写真のウチワは、ストロボが当たっているのできれいな紫色ですが、ライトを当てないとクロっぽく汚く見えてしまいます。
雌のサクラダイ(DC−2ストロボ使用)
この、ヒモのようなオレンジ色の魚がダイダイヨウジです。いままで、こいつのことは知りませんでしたが、今回居場所を教えてもらいました(−25m)。
ダイダイヨウジ(DC−2ストロボ使用)
群れの魚がいるとついシャッターを押してしまいます。全く珍しくないスズメダイです。
スズメダイの群れ(DC−2自然光)
2本目は、湾内に入りました。目的は、もちろんキアンコウです。結果は..探し回ったのですが今回も見つからず。運が良くないと見つけられないようです。また探します。
ダイバーの人気者といえばイザリウオです。これは、色がいまいちですがぜいたくは言えません。探しているとなかなか見つからない(見つけられない)のです。
人気者のイザリウオ(DC−2ストロボ使用)
年末にも撮ったヨメゴチですが、今回は正面から撮れました(ぶれていますが)。こいつは、すぐに逃げてしまうので、出会ったときの最初のワンチャンスが勝負です。
ヨメゴチ(DC−2ストロボ使用)
砂から顔を出しているのはホタテウミヘビです(たぶん)。アナゴとの見分け方は..どうだったかな?
たぶんホタテウミヘビ(DC−2ストロボ使用)
イカもよく見かけて珍しくないのですが、ついシャッターを切ってしまいます。今回は、2ハイ編隊です。ストロボを使うと、イカスミを吐きながら「ビクッ」と動きます。
イカ2ハイ(DC−2ストロボ使用)
水温が15度しかないのにハタタテダイがまだいました。大小2匹でしたが、この冬は越せないでしょう。11日の湾内は水中の浮遊物が多く、画面に映り込んでしまっています。
ハタタテ2匹(DC−2ストロボ使用)