大瀬レポート 番外編 川奈
5月17日
今回は、東伊豆(伊東のすぐ南)の川奈に行って来ました。新しいポイントの川奈ですが、最近深海魚の「タナベシャチブリ」が見られるということで話題になっています(先日の読売新聞にも読者のニュース写真が載っていた)。今回の目的は、このタナベシャチブリでした。
今回のDC−2用水中ハウジングは、久々に「Oタイプ」です。(お預かりしていた「Pタイプ」は返却しました)
川奈ではボートダイビングもできるそうですが、タナベシャチブリが見れるのはビーチのポイントです。手前部分がゴロタ、水深10mを越えるあたりからが砂地になっています。
川奈ビーチポイント(DC−2自然光)
一部水面が茶色くにごっていて水中が暗くなるほどでしたが、そのほかの部分はまあまあきれいでシャチブリの捜索もそれほど苦労しませんでした。
砂地へ(DC−2自然光)
砂地にてタナベシャチブリを発見!写真を見て予習をしてありましたが、まったくもって変な形。この魚は、ふつうは何百mという深海にいるため目が見えないそうです。確かに、かなり近づいても逃げませんでした。
タナベシャチブリ(DC−2ストロボ使用)
この魚、なんと内蔵が透けて見えます。この写真は、偶然向こう側にいたHくんのスレーブストロボを発光させてしまったために撮れました。
内蔵見えちゃう(DC−2ストロボ+スレーブストロボ)
砂地にはカレイもいました。何カレイかな?
カレイ(DC−2ストロボ使用)
ハゼもたくさんいました。これはスジハゼですが、ストライプがきれいです。
ホバリング(DC−2ストロボ使用)
これは、大瀬でもふつうに見つかるムギワラエビです。蜘蛛みたいですが。
ムギワラエビ(DC−2ストロボ使用)
ウミウシもたくさんいました。しかも大きい!大瀬で見る物の3倍はありそうです。大瀬のウミウシは小さいのでDC−2で撮るのはあきらめていたのですが、川奈のはちゃんと撮れました。
シロウミウシ(DC−2ストロボ使用)
例によってカサゴも撮りました。これも大きかった。
カサゴの横顔(DC−2ストロボ使用)
今回、はじめての川奈でしたが、かなりおもしろいポイントでした。やはり目玉はシャチブリくんでしたが、ほかのハゼ、ウミウシもたくさんいて楽しめました。また行きたいと思います。