航空自衛隊・松島基地の航空祭を見に、宮城県の矢本町まで出掛けてきました。
私がここを訪ねるのは初めてですが、ブルーインパルスの地元として有名な基地です。今回は、ディープブルース・ロバートさんのSu−29の地上展示があるので出掛けることにしました。ブルーインパルスやF−2も見たいですし!
24日土曜日の写真を中心にご紹介します。 (写真は、全てOLYMPUS E-1にて撮影)
F−2です。F−2といえば、私は岐阜基地と静浜基地で白い試作機のフライトを見たことがありましたが、松島でこれだけたくさんの機体を見られるとは思っていませんでした。(予習不足ですね!) 新しい機体に、青く、渋い迷彩塗装がされたF−2は素直にかっこいいです。 「独眼竜正宗」のマーキングが土地柄を感じさせてくれます。
F−2機動飛行が始まります。すぐそばでエンジンスタートから見ることができました。
前席パイロットは第21飛行隊長の菅野2佐。(後の写真に再登場します)
Gがかかる度に翼端と肩の所からベイパーが盛大に出ます。さすがに速度も速く、カメラで追うのも大変です。
ベイパーのシルエット写真が撮れました。
この日(土曜日)ロック岩崎さんはのアクロ飛行は、離陸直後に会場にシーフォグが覆い被さり、中止となってしまいました。翌日曜日はフルショーが行われました。
こちらはSu−29マンマユート。今回は残念ながら地上展示だけでしたが、ロシア籍(しかも戦闘機メーカーのスホーイ製)の飛行機が自衛隊の基地に飛来した初めての例となりました。アエロバティックフライトは来年に期待出来るかもしれません。
ブルーのショーが始まりました。私は静浜基地での展示を見た事はあるのですが、あそこはリモートショーです。今回、初めて地上からT−4ブルーを見ることができました。
T−4って結構独特のフォルムですね。
Su−29を見に来たお客さん。
というのは大げさで、半分ぐらいはブルーインパルスを見に来た人か?(笑)
ダーティーターンからローパスを行う1,2,3,4番機
ワイド・トゥ・デルタループ。こういうカットは撮っていてもドキドキします。
スモークオイルもずいぶん積んでいるんでしょうね〜。
土曜日の展示時間も終わる頃、SU−29をF−2のそばに移動させて記念撮影です。
ロバートさんと室屋さん。
我々がF−2を前に記念写真大会を開催していたところ、自転車に乗ったF−2の飛行隊長・菅野2佐がスホーイを興味深そうに見に来てくれました。特に、F−2よりもっと角度が寝ているシートについて感心されていました。
パイロットの耐G性、ACM時の視界の面ではSu−29がF−2に勝っているかもしれません!?
こうしてみると、F−2BとSu−29って似ていますね。
この翌日、日曜日も会場に一日お邪魔しましたが、この日は視界不良でブルーの展示はほとんど出来ないまま中止となってしまいました。この時期の松島はかなり天候(霧)の影響を受けるようですね。土日連続で会場に行った私はロックさんとブルーのフライトを見ることができましたが、特に日曜だけのお客さんは残念だったと思います。
来年は、松島でディープブルースのアエロバティックが見られるといいなっ!と思いつつレポートを終わります。