今年4月のニュージーランド・ワナカのエアショー以来お休みしていたユルギスのSu-31ですが、10月10,11日に能登空港で行われる日本航空学園・輪島校の航空祭に出場するため、山梨県の航空学園・双葉校にて再組み立て作業が行われました。
この機体、日本ではいままで富士川に保管されていたのですが、富士川河口の護岸工事の影響を避けるために、今年度はここ山梨・双葉にSu-29マンマユートと共に預けられています。
(全ての写真はオリンパスE−1にて撮影)
いきなり、個人的話題ですいません(笑)。
前回の札幌レポートで衝撃の引退発表をしたランティス君に替わり、アクセラ君が手元にやって来ました!
帰りはユルギスに沼津まで乗ってもらいましたが、「新車のにおいが良い!」と言っていました。新車のにおい好きは万国共通のようです(笑)。
さて、2004年のユルギス日本国内デビューはこの航空祭となりました。
(私は、能登には行ったことはありませんが、もちろん出掛ける予定です。)
これは、ポスターを撮影したものです。
当日のプログラムの打ち合わせをするユルギスとロバートさん。
詳細はまだ決まっていないようですが、Su−29とSu−31のフォーメーションが見られそうです。楽しみですね〜!
今回は、NZ帰りの機体を組み立て直すだけではなく、プロペラを新型に交換する作業も行われました。
ユルギスが持っているのはエンジンとプロペラの間に取り付けられているギヤボックスです。内部に遊星ギヤ(プラネタリーギヤ)が見えます。
新品のプロペラは以前の物と同じ直径ですが、幅が広く出来ており、効率が良いらしいです。スピンナーもプロペラ付属で新品になりましたが、少し大きめで空賊の印象が若干変わった気がします。これはこれでカッコイイ!
日も暮れてしまいましたが、エプロンでランナップを行いました。
闇の中で廻る大型のプロペラは、ライトの光を浴びて白い壁のようです。まさに迫力!
無事にリニューアルが完了した「空賊」。能登での活躍が楽しみです。
何人かの学生さんが、作業が終わるのを待ってユルギスのサインをもらいに来ました。ユルギスは、大サービスで凝ったサインを書いてあげていました。