10月9日から11日の3日間、日本航空学園・航空祭が石川県の能登空港に隣接する学園の輪島校で開かれました。
ユルギスとロバートさんはスホーイを双葉に預けている縁から、今回初めてこのイベントでフライトすることになりました。
9日からユルギスの公開練習が予定されていましたが、台風22号の影響で、残念ながら中止となったそうです。
我々は9日の午前に能登に向け出発。およそ8時間かかり、暗くなってから宿泊場所の旧・輪島駅前のホテルに到着しました。
※写真はE−1にて撮影。 動画はXV-2にて撮影。
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航空祭2日目となる10日も雨が降り続いていました。しかし、ユルギスとロバートさんは小雨の中で給油等の準備をすませランナップを開始、気合いで雨雲を吹き飛ばす勢いです。
真っ白な大口径プロペラが並んで回ると、まさに壮観。
飛行機に乗ると普段の柔和さが一転、厳しい顔になるユルギスです。
キャノピーについた水滴が吹き飛ばされています。
エプロンにはYS-11も並んでいます。
私の行いが良いためか!?、雨が上がりました!
飛行機を降りたユルギスも、ノリノリで、いつもの決めポーズをとってくれました。
雨上がりのエプロンに空賊が写り込んでいます。雨上がりならではの光景です。
午前のフライト前のロバートさんとユルギス。
こちらは、航空学園の所属機による異機種6機編隊。
飛行機とモーターグライダーとヘリが混ざっています。私はヘリと飛行機の編隊は初めて見ました。
続けて、航空学園のパイパー・マリブミラージュとスホーイ2機の編隊が通過です。
こちらは、速度が速いため、別の編隊を組んでいます。
午後のフライト直前のエプロン。
午後のフライトに向かう「空賊」と「マンマユート」。お客さんもかなり入っており、フライト後のパイロットは拍手喝采で迎えられていました。
夕方、航空祭のフライト終了後。マリブを使用した学生さんの訓練飛行に同乗する機会を頂きました!
RW29を離陸後、左後方に見えた能登空港。
周りに何もない山の中に作られているのが良くわかります。
短時間のフライトでしたが、マリブは静かで快適な乗り心地です。
着陸する頃には周囲はかなり暗くなり、ライトが点灯したRW07がきれいでした。
翌、11日も朝のうちは少し雨にやられましたが、午後になると青空の面積が広がり、かなり満足な状態になりました。二人のフライトも、回数を重ねるたびに改良が加えられ、2日目の最後のフライトは、フライト、天気とも最高に近い状態でビデオを撮っていた私も興奮を隠せませんでした。
飛行機を並べ替え、航空学園のスタッフの皆さんがユルギス、ロバートさんを囲んで記念撮影。
今回の航空祭は、台風により開催が危ぶまれましたが、幸運・強運に恵まれまずまずの天気となりました。
そして、なにより、ユルギスとロバートさんのコンビによる初ショーを存分に見せてもらえ、感激でした。
練習期間がそれほど長く確保できなかったのに、マタドールズか?と見間違いかねないタイトなフォーメーションを見せてくれたのは、ユルギスの実力でしょう。
これに、室屋さんのSu-26が加わったらどうなっちゃうの?と、30日の福島がますます楽しみになりました。