チーム・ディープブルースは、今年、ロバートさんのSu−29が加わり、室屋さんのSu−26と合わせてスホーイ2機体制となりました!
今回は、新デープブルースの初エアショーを追いかけて広島と岩国に出掛けてきました。
(写真は、全てOLYMPUS E-1にて撮影)
5月3日は広島の国道31号線沿いの海辺に建つ「Finds GIGA MALL」というショッピングセンターでのエアショーです。お店の目の前の海上がアエロバティックショーの会場という、ユニークなイベントでした。
3日の早朝に車で広島に着きましたが、天候はあいにくの雨。ショーは12時と15時の2回が予定されていましたが、12時の回はなんとか2機のフライトが行われたものの、15時の回は視界不良により室屋さんのSu−26単機でのショートショーとなってしまいました。
雨粒が落ちてくる曇り空の下でしたが、スホーイ2機のフォーメーションループ、同時ハンマーヘッド、コークスクリュー、ハート描きなどのフライトを見る事ができました。広島では写真をほとんど撮れなかったので、フライトの映像ははムービーだけを載せます。
翌4日、雨が止むのを待って広島西飛行場から岩国基地まで空路を移動です。
(今回は、現地での宿泊や移動について、室屋さん、ロバートさん等と同行させてもらいました。)
スホーイ2機と燃料等のサポートとしてセスナ172を合わせた3機フォーメーションでの移動です。私はセスナの前席に乗せて頂きました。
広島西から岩国まで、まっすぐ飛べば15分程の距離ですが、今回は2機のフォーメーションの撮影ミッションを行ったため、途中の瀬戸内海上空で旋回を繰り返しました。間近でフォーメーションを組むスホーイを見られてエキサイティング。
撮影が終わり、さて岩国に着陸・・・と思いきや、スカイダイビングのチームがジャンプを行っているという事で、しばしホールド。結構待たされましたが、私としては長くフライトができてちょっと嬉しかったです。
岩国のRW02にアプローチ、三沢のF−16デモチームの機体が見えます。タッチダウンのポイントにはタイヤのブラックマークがびっしり・・・。アレスティングワイヤーも張られており、普段FA−18が激しい着陸を繰り返しているのでしょう。
スホーイのプラクティスが始まるのを待つ間、F−16がデモンストレーションを始めました。実物のフライトを見るのは初めてだったのですが、もの凄い音と機動に驚きました。ずっとベイパーを曳きっぱなしでした。フライト後のタキシングもこんな近くで見られて感激です。パイロットも手を振ってくれました。
ディープブルースも始動です。
プラウラーもその辺を曳かれて行きます。
ロックさんも目前をタキシングしてゆきます。こちらも手を振ってもらっちゃいました。
Su−26 室屋さん。
最初のフライトは、スホーイ2機とピッツの3機が順繰りに出てきて1機動ずつするというショーの練習でした。
Su−29 ロバートさん。
ピッツS−2C。スモークが濃いです。
次のフォーメーションフライトに向け、パイロットお二人のイメージトレーニングが始まりました。ひげダンスかっ?
2機でのプラクティス。きれいなフォーメーションループですが、最初はなかなか速度が揃わなかったそうです。
一夜明けて5日の早朝。FA−18と一緒に収められていた格納庫からスホーイとセスナを出し、ショーの準備をします。
朝日を受けるSu-29がきれいです。
向こう側の海上自衛隊基地から地上展示のUS−1A新旧2機が引き出されてきます。ピカピカの「改」も近くで見られて満足。
朝食の前にデモチームのF−16の前で記念撮影。すごい記念になりました。
ショーの前にガソリンの補給のためセスナで広島西まで行ってきました。図らずもエアショーの一番機に?!
帰りの着陸はRW20でした。地上展示機とお客さんが見えます。
さあ、ショーの始まりです。本番のフライトはビデオでご覧下さい。
最後はF-16デモンストレーションチームの迫力のフライト。早すぎて撮影は難しかった。
F-16のフライト直後、私は翌日の出勤に間に合わすために走って駅に向かいました。帰りは立ち乗り新幹線でヘビーでした
スホーイ2機のフライトを初めて見る事ができましたが、練習時間が豊富にはとれなかった状況の中で、かなりの完成度に仕上がっていたように思います。これからも、飛ぶ度に進化してゆきそうで、次回も期待が持てます。
今回はディープブルース他の皆様のおかげで貴重な体験をする事ができました。ありがとうございました。