PHOTO REPORT 写真レポート
※全ての写真はオリンパスE−1にて撮影
All the photographs were taken in Olympus E−1.
前の週に福島から戻ったSu31とSu29。富士川の格納庫で分解作業開始です。
まずは、一部のカバーを外して行きます。
Su31はメンテナンスのためにエンジンのカバーを完全に外しています。星形9気筒エンジン、カッコイイです。
こちらはSu29の計器パネル。外装カバーがないといつもより下のアングルから丸見えです。
エルロンのリンケージをばらすロバートさん。
エンジンのメンテをするユルギス。
こちらでは、応援に駆けつけた室屋さんがふくしまのスポンサーさんのステッカーをはがしています。
マジメに作業しているユルギスですが・・・
ガッチリ入っているので、鼻が裂けそう(笑)。
一休みしてカレンダーにサインするユルギス。サイン依頼主は1年楽しめる位置にサインを頼んでいました。これは、私も思いつかなかったアイデアです(苦笑)。
旧格納庫に移動した2機。ここで主翼を外されます。
これは、主翼を外したSu31。羽根をもがれたトンボの雰囲気が漂います!?
大人6人と監督(ユルギス)1人が必要な作業なので、私も手伝いました。そのため、外す瞬間の写真はありません。
Su29もウィングを外しました。重労働が続いてタイヘン・・。
羽根無しのトンボが2匹・・。
このアングルだと少しはカッコイイか?
ティルトローター機っぽいでしょ?
Su31の主翼取り付け部分。この付近のレイアウトは、主翼と脚がくっついているSu26、複座の前席があるSu29、Su31で大きく異なっています。
Su31の計器盤。ユルギスは、来年日本に来る場合はJUKAを持ってくるつもりと言っており、日本では見納めになるかもしれません。
バラすべきところは全て分解し、この日の作業は終了です。
日付変わって11月5日。富士川に40フィートコンテナを積んだトレーラーが到着です。今回は、このコンテナ1つに2機を詰め込みます。私としては、過去に何度か積み降ろしを手伝っていますが、2機を入れるのは初めてです。入りきるのか?
まずはSu31を頭から入れます。さすがに人力では無理で、クレーンの力を借りますが慎重を要する作業です。
次にSu31とSu29の主翼を、ついたての様に立て、コンテナの壁に沿わせて置きます。
次にSU29をお尻から入れると中が狭くなってきました。機体はバンドでガッチリ固定します。
最後に、木箱に入れたプロペラを2台。木箱の表面にはSu29のサイドパネルを貼り付けています。
作業が終わりホッとした様子のユルギス。
これで積み込み終了。お疲れチャンです。
清水港に向けて出発するトレーラー。清水からドバイまでは船に載せて運ばれて行きます。
Su31とSu29は、来年1月にアルアインでエアショー。その後は、ニュージーランドへ移動しワナカでのエアショーが予定されています。その後、この2機は日本に帰ってくる予定が決まっていません。
日本からスホーイの2/3が去り、寂しくなりました・・・。