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ふくしまスカイパーク りんご祭り 2008
Apple Festival "Ringo Matsuri " 2008 in Fukushima SKYPARK
10月18日〜19日の二日間、ふくしまスカイパークで恒例の「りんごまつり」が開かれました。例年の資金難を解消すべく(?)今回初めて有料イベント(500円)となりましたが、盛りだくさんのフライトがあり、私を含め、見に行かれた皆さんは大満足のイベントだったと思います。入場者数も過去最大だったそうで会場は大賑わいでした。
今回、私は前日の17日から現地入りして、会場準備のお手伝いをしつつ、練習をみてきましたので様子をお伝えします。

VIDEO REPORT   ビデオレポート 
WMV MOVIE 01
AirBandits over Fukushima (**ec **MB)
ふくしまの空賊

PHOTO REPORT   写真レポート 
※全ての写真はE-410にて撮影
All the photographs were taken in E-410.

17th October

この日はビデオカメラを取り出さず、空賊の練習をスチルカメラで撮ってみました。久々に撮る飛行機写真はなかなか難しいものです。


フライトを終え、ランディングしたJUKAとユルギス。JUKAでのアエロバティックスがふくしまで行われるのは今回が初めてのことで、福島に来られる皆さんから注目を浴びていたと思います。しかし、JUKAはプロペラのデカさが尋常ではないですね。


こちらはおなじみ室屋パイロットとエクストラ300S。


春以来の来日となったロバートさん。Yakが似合っています。


今回、ふくしまの格納庫でユルギスと私との間で以下のような会話をしました。
 ユ「つゆきサンは、オレの機体の中でどれが一番好きなの?」
 つ「う〜ん・・・、SUサーティワンかな。きれいだし。」
 ユ「オレは、このYakが一番好きなんだよ。それは〜〜」
ユルギスにとって、いちばん長く使っている、思い入れの大きい機体のようです。


Yakは他のアエロバティックス機と違い、脚が引っ込んでいるのが新鮮です。


こちらは、スペインから日本の空に帰ってきた室屋さんのSu26風賊。スホーイの低音にしびれました。


写真はピントとブレにシビアなので難しいです。


練習日ですが、ちょっとサービスしてもらいました。


こちらはJUKA。Yak、スホーイと比べるとあきらかに小さく、撮りにくい飛行機です・・・。


カッコいいのでOKですが。


飛行機を降りれば大抵気さくなユルギス。


仲良く働く空賊軍団。


フォーメーションフライトの打ち合わせ中。いつものことですが、この時ばかりは声など掛けられない雰囲気になります。
 

18th October

りんごまつり本番初日。好天に恵まれ、AirBanditsの機体+αが勢揃い。


こちらはJUKAのコックピット。今回もオンボードカメラを設置させてもらいました。白いシーケンス記入チャートの下です。この位置、スティックの動きがよく分かるのですが、フライト中の大半の時間でユルギスの拳しか写っていませんでした(苦笑)。でも、もちろん、ロール中はユルギスの顔まで良い感じで写っていましたよ。


ランナップするエクストラ。
今回、室屋さんは朝のオープニングでピッツ、AirBanditsとEAF(エリートアエロバティックスフォーミュラという競技)でスホーイ、さらにエクストラで、もてぎを意識したデモと、大忙しの二日間でした。(昼食の時間がとれず、私のミニ肉まんをほおばって次のフライトに向かって行きました。)


AirBanditsフォーメーションフライトの前はかならず地上でシーケンスの再確認をします。写真にするとコミカルですが、ものすごく真剣です。


フライト前に星形エンジンに溜まったオイルを排出するためにプロペラを回すユルギス。儀式のような感じに見えますが、相当な腕力がいります。ユルギスはこのせいで右腕の方が太くなってしまっているようです。


こちらも、プロペラが2枚なので、回しにくそうに見えます。


スホーイはなかなか癖があり、エンジンが一発で掛かってくれるかどうか、見ている我々もヒヤヒヤしています。ユルギスから室屋さんに何かアドバイスしている様子。


こちらのYakも同じエンジンですから、心配は一緒なのだと思います。


AirBanditsフォーメーションが無事に終了。


たくさんのお客さんが声援して下さいました。


今回限定で売り出されたAirBanditsポスター。ニュージーランドのワナカ湖の上空を旋回するC130の後ろに付いたSu29、Yak、JUKAのフォーメーションを捉えた写真です。私もパイロット3人とカメラマン、MCにサインを書いてもらい、フレームに入れて自宅に飾っています。


フライトの合間のサイン会。次のフライト時間がすぐに迫ってくるので、慌ただしかった感じ。


とはいえ、3人はいつも通り丁寧にサインや写真に応じていました。


サイン待ちの列がこんなに・・。左に写っているカメラクルーはNHKふくしまの皆さんで、ふくしまローカルでの25分間ドキュメント、全国版での10分間ドキュメントの放送が決まっています。


ステージで、もてぎエンジェル、ミス・ピーチとトークショーをする室屋さん。忙しい・・。


こちらはちょっとリラックスモードのユルギス。


午後のフライトに向けエンジンスタートするJUKA。


終了後、熱烈なファンの方から贈られたAirBandits機体フィギュア。


パイロット3人にも大受けで、こんな事になってしまいました。


かなりリアルに出来ています。


背面に入って小さなフォーメーションをリードするロバートさん。
 

19th October

本番二日目、最終日。この日、朝から少年達に飛行機のレクチャーをする室屋さん。天気がちょっと心配な感じです。


私も、子供の頃にこういう機会があったら人生変わってたかもなぁぁと思います。


雲が抜けつつあるふくしまスカイパーク。最近、猿が増えていて駆除が行われているそうです。


ディープブルースブース。今回の主力商品はポスターです。わたし制作のDVDは、今年ここで販売するのが3回目となり、さすがに売れ行きは悪いようです(苦笑)。


2機フォーメーションのイメトレをするユルギスと室屋さん。ユルギスの覆面は今回のマイブーム(?)らしい。後ろにいるのはユルギスの長男のマンタス。今回ユルギスと同行してきており、わたしも初めて会うことができました。


フライトが全部終了。


空賊軍団もやっとリラックスできます。


脚立に乗ってAirBandits3機を撮ってみました。カッコイイ。


ふくしまで久々に行われたAirBanditsフライトは大盛況大成功で終了しました。次回、来年の岩国、ふくしまで、また見られると最高なのですが、まだ未定な状況です。ただし、ユルギスのJUKAとYakは、今回もふくしまに置いたままで年を越すようですから、来年への期待をしても良いと思います。

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