大瀬レポート           
2003年6月29日

日曜でお天気の大瀬は、たくさんのダイバーで賑わっていました。
今回は、新デジカメG3+UMIEハウジングの進水式・撮影テストを目的に大瀬に行ってきました。湾内1本勝負です。
(サンプルとしてオリジナルサイズの写真データを添付します。ここで言うオリジナルとは、RAWデータで撮影したものを純正の現像ソフトで現像しただけの状態です。現像時にホワイトバランスを白点指定しているため、レタッチ無しというわけではありません。「データの無断転載はご遠慮下さい」)

ねじまず、湾内右手・13mの付近にいるネジリンボウを撮りに向かったのですが、水深が浅いポイントのため、講習やお下手なダイバーのために穴に閉じめられていないか心配でした。今回は運良く1匹が穴から顔を出しているのを捉えることが出来ましたが、数枚撮ったところで近づいてきたダイバーに驚いて引っ込んでしまいました。残念。
カメラの方は、G3はG2と比べてレンズの望遠側が伸び、最短撮影距離が縮んだためマクロ的に若干改良されています。このようなハゼ類の撮影にはありがたい変更です。
ネジリンボウ(G3 自然光) オリジナルサイズ画像

ぎょ水深22mにいたセトミノカサゴ。戦隊モノに出てくる「怪人半魚どん」といった雰囲気です。
セトミノカサゴ(G3 自然光) オリジナルサイズ画像

こっちむいてほいこれも、水深22mで撮影。水面から18m付近までは水が濁っていましたが、それより深いところではひんやりとしてきれいな水でした。G2と比べ、極端なホワイトバランス補正を行った時のノイズが少ないような気がします。(同じシチュエーションで撮り比べないと断言は出来ませんが・・。そう思いこんでいれば幸せかな?)
イシモチ(G3 自然光) オリジナルサイズ画像

いらはい水深18mから岸側にカメラを向けて撮った絵です。濁り水がすぐそこにあるのが見えます。
イラ(G3 自然光) オリジナルサイズ画像

UMIEハウジングとG3は初回から活躍してくれました。この調子なら、今後いい感じで使って行けそうです。
残念ながらイマイチな点もあります。G2になくG3で採用された電子ダイヤルです。陸上での操作性は十字ボタンより上がったのかもしれませんが、ハウジングに入れて使う場合を考えると改悪ですね・・・。電子ダイヤルを使わなくてもG2同様に十字ボタンだけでも露出設定とMF操作ができるようにしてあれば文句なしのカメラだと思います。
ハウジング側ではこの電子ダイヤルを回せるように工夫してありますが、操作性は「なんとか回せる」レベルで、水中で回す気が起きませんでした。このへんは個人的に改良して行こうかと企んでいます。

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